Lost Technology

レトロPC、レトロゲーム、チップチューン等の主に技術的な雑記

MSX互換機の世界(その5)三菱テレコムステーション

前回から約1年半ぶりの更新。
訓練されたMSXユーザーなら「三菱テレコムステーション」というサブタイトルから「受話器付きの黒いやつ」を容易に連想していただけるものと思う。
実はアレ以外にもバリエーションがあったんである。

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YAMAHA V50のFDD交換

YAMAHAのV50/SY77/SY99はA1F/A1FMと同様の26ピンFDDを使用していますが、Ready信号ではなくDisk Change信号を使用するため、スリムFDD変換アダプタ Type-Mをそのまま使用する事はできません。
そこで、Type-Mに若干の改造を加えてV50のFDDをスリムFDDに交換してみました。
この記事ではV50を例に取ってますが、Type-M基板の改造はSY77/SY99向けでも同じです。
例によって、改造は自己責任で実施して下さい。死して屍拾う者無し。

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SANYO WAVY70FDの2ドライブ化

SANYOのMSX2+PHC-70FD(通称WAVY70FD)のFDDは、34ピンコネクタの中に電源ラインが埋め込まれているため、スリムFDD変換アダプタType-Sはそのままでは使用できません。
そこで、Type-Sの基板を少し改造してWAVY70FDを2ドライブ化してみました。
なお、この改造はType-S完成品に対して実施するのは至難の業です。生基板からの改造方法を紹介していますが、例によって改造は自己責任でおながいします。

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OPM系のマスタークロックと発音周波数

OPM系チップ*1では、発音する周波数を直接指定せずに、内蔵の周波数テーブルのインデックスをoct(0~7), kc(C+~C), kf(0~63)の3パラメータで指定することになっています。
しかし、この内蔵テーブルはマスタークロックが3.579545MHz*2である前提で作られているので、3.579545MHz以外のマスタークロックを使用する場合は、データシートどおりに設定しても本来発音したい周波数では発音されません。
たとえば、マスタークロックとして4MHzを使用する機種では、A4(440Hz)を出したい場合はG4を指定するといった制御がされています*3
では4MHz以外の場合はどうしたらいいか、というのを解説します。

*1:YM2151, YM2164, YM2414

*2:NTSCサブキャリア周波数

*3:実は全音下げると下げすぎなんだけど、ほとんどのドライバでは固定で全音下げてるようだ

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MSX turboR FS-A1STの2ドライブ化

おかげさまで好評をいただいているMSX用スリムFDD変換アダプタを使用して、FS-A1STを2ドライブ化改造する実例を紹介します。
本体ケースの加工を伴うため、実施には標準的な電子工作スキルのほか、プラスチック工作*1のスキルが必要です。
なお、改造はあくまでも自己責任でお願いします。死して屍拾う者無し。

*1:プラモデルの改造よりは楽・・・のはず。

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MSX-JE用ハイブリッドIC T5277

Webを探したけど見つからない情報を書き留めておくシリーズ(久々)
SONYMSX2+、HB-F1XDJ/XVとMSX-JEカートリッジHBI-J1に載ってる東芝製ハイブリッドIC「T5277」のピンアサインを調べたのでメモ。
T5277には、漢字ROM、MSX-JE、メガROMコントローラー(HALNOTE互換*1)、JE学習用SRAMが集積されていると思われる。漢字BASIC ROMは含まれていない。*2
表面のシルクでは、F1XDJ/XVに載ってるのがT5277A、HBI-J1に載ってるのがT5277と書かれているので実は微妙に違うのかも知れないが、ピンアウトはだいたい同じだった。

*1:ちなみに、HALNOTE内蔵のMSX-JEもHBI-J1と同じ物である。

*2:F1XDJ/XVでは本体メインROMに含まれる。HBI-J1では漢字BASIC用に別にROMが載ってる。

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MSX用スリムFDD変換アダプタシリーズ NOW ON SALE!

MSX用スリムFDD変換アダプタシリーズ3種、三月兎一号店様で委託販売開始しました。


(追記)三月兎一号店様閉店に伴い、委託先が変更となりました。今後は家電のケンちゃん様にて販売となります。

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