Lost Technology

レトロPC、レトロゲーム、チップチューン等の主に技術的な雑記

98用マルチ音源ドライバ(仮)オープンベータテスト開始

FM音源の載ったPC-98x1を本格的MIDI音源モジュールにするソフトウェアのオープンベータテスト開始。

マニュアル
https://drive.google.com/file/d/0B55dygT8EkNISWpKdDNkcHBqTkk/edit?usp=sharing

本体・ソース・プリセット音色入りパッケージ
https://drive.google.com/file/d/0B55dygT8EkNIMTlFdmVONlFjdkU/edit?usp=sharing

フィードバックが特になくても続けるけど、フィードバックがあればモチベーションが上がるかも知れないw

9821バリュースター(流星型)の音源ボードにYMF288が載る件

PC-9821Vシリーズ3桁流星型の内蔵音源ボード*1には、YMF288-M(とDAC)を載せるための空きランドがある。(参考
もともとYMF701(OPL3-SA)が載っているバリュースターにさらにYMF288(OPN3L)が載れば、FM音源機能としてはCt16とかNr/Nwと同等になる。しかも、これらの機種と違ってバリュースターにはCバスがあるので、音源ボード複数枚搭載に都合が良い。タワー型なら内蔵音源ボードの他にまるまる4枚Cバス音源を搭載可能になる。

*1:通称G8XZU

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Windows用OPNAドライバのプリセット音色

Webを探しても見つからない情報を書き留めておくシリーズ第3弾。
PC-98シリーズ用Windows95/98には、PC-9801-73/PC-9801-86等のOPN系サウンドボード用のFM Synthドライバ*1が標準添付されており、OPNA用のGM互換音色データがプリセットされている。

*1:パソコンのFM音源MIDI音源として使用するためのドライバ。ATではOPL3用の同様のドライバが標準添付されている。ただし、たいていのFM音源ボードはGMの最低同時発音数(楽音16音+リズム8音または合計で24音)を満たしていないため、俗にGM Level0と言われることがあった。

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98用マルチ音源ドライバ(仮)ベータテスター募集

かねてより開発を進めてきた98用マルチ音源ドライバ(仮)がそこそこ動作するようになったので、限定ベータテスターを募集します。
PC-9801/9821をMIDI音源モジュールにするドライバです。
まだ不安定で機能も不十分なので、不特定多数への配布はしません。
まずはマニュアルを書いたので、これを読んで興味を持たれた方はご連絡ください。


Twitter: madscient
gmail: mad.scientify

YM2420の解析結果

YM2420は、YAMAHAのポータブルキーボードPSS-140、ショルキーSHS-10、SHS-200に搭載されていたFM音源チップである。
機能・性能・パッケージ・ピンアウト共に、YM2413(OPLL)と同等と思われていたが、PSS-140のYM2420をYM2413に交換してもまともに鳴らないことが明らかになっていた。(参考:レトロ鍵盤 YAMAHA PSS-140をレストアして音源を換えてみた)

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N88-BASIC(86)のFM音色データフォーマット

Webを探しても見つからない情報を書き留めておくシリーズ第2弾。
98のN88-BASIC(86)サウンド拡張BIOS入りの場合。マルチメディア拡張(MS-DOS版Ver6.2以降)でも同じ。88のN88-BASICでも同じかどうかは不明。今後このシリーズが続いたら書き留めるかも。

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MSX-BASICのFM音色データフォーマット

Webを探しても見つからない情報を書き留めておくシリーズ第1弾。
MSX-AUDIO拡張BASICおよび、MSX-MUSIC拡張BASIC(以下MSX-BASIC)で音色定義に使用されるデータフォーマット。
今さらBASICでプログラムする奴もいないだろうから、情報の需要はほとんど無いと思われるが、俺が必要になったんだから仕方がない。

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